お米とキレイの関係。

何を食べるべきかは、目や頭でなく“腸”に聞く。

2013/09/17

古くから日本人の食卓や暮らしに欠かせないお米。今回は「食」「健康」「美容」などの各分野の専門家である女性6人に、お米とそのパワーにまつわるお話を伺いました。

第五回 ヨガインストラクター  矢野美智子さん

―矢野さんのお仕事内容を教えていただけますか。

ヨガインストラクターをしています。ヨガにはいろいろな種類がありますが、例えばお仕事帰りの生徒さんが多い時間には、「デトックスヨガ」という、一日の疲れをとるヨガを教えています。一般的に、睡眠で一日の疲れをとろうとする方が多いですが、運動で一日の疲れをきちんと取り除き、充電のために睡眠すると、翌朝のすっきり感が違います。体へ働きかける行動をすることで、体も心もスッキリして一日を終えられたらと考えています。

また、「ホリスティック美人塾」の主宰もしています。生徒の8割は女性のため、美容面の相談が目立ちますね。O脚が悩みだという方が多いのですが、ヨガの世界ではO脚は骨盤が整っていない状態で、エネルギーが出ていく状態だと考えられています。つまり燃費のよくない体ということですね。ですから、そういう方には、まずO脚を改善するための動きをお伝えします。美味しい食事をいただいても、運動をしても、エネルギーが漏れていてはもったいないですからね。

―ヨガインストラクターになられたきっかけを教えてください。

高校生の頃、哲学的な悩みを持ったことがきっかけです(笑)。その答えを求めて大学で哲学を専攻したのですが、そこで学んだ西洋哲学に求める答えはありませんでした。その後、大学を卒業し、半導体の商社に就職しました。でもその会社は、「女性は、一般事務職から」と決まっていて…。結局、女性が自分の道を選択するには手に職をつけるしかないと考え、会社を辞め、学んだのがヨガでした。

―心を学ぶのではなく、体を使うヨガを学ぼうと思ったのはなぜですか?

頭でばかり考えるのではなく、体を動かすことで結果的に心も落ち着くことが必要でないかと考えたためです。そうしないと頭でっかちになって体の重心が下りない、つまり、知識ばかりで体が伴わず、地に足がつかなくなります。ですから、レッスンでもあまり理屈を語ったりはしません。それよりも実際に体を動かすことで、体が整ったり、リラックスしたり、穏やかな気持ちになっていただけたら、それが一番だと思っています。


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