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マルコメとお味噌

マルコメとカルピスの取り組み

マルコメとカルピスでは、より機能性に優れたみその開発に取り組みました。

→機能性成分の研究について

試験1 乳たんぱく質(カゼイン)を含んだおみその仕込み。

[ラクトトリペプチド高生産みその試験フロー]

米麹、蒸大豆、食塩及び酵母、カゼイン → 仕込み混合、発酵・熟成 → カゼインみそ

カゼインみそは、熟成後ラクトトリペプチドが高生産されていました。また、実は通常のみそにも、ラクトトリペプチドと同成分が含まれていることを発見しました。

試験2 カゼインみその血圧降下作用を調べました。

[試験方法]
カゼインみそを自然発症高血圧ラット(自然に高血圧になるラット)に経口投与し、投与前と投与5時間後の血圧値を測定、血圧値の変化を調べました。

「カゼインみそ」の有意な血圧降下作用が確認されました。また、通常みそを摂取しても血圧の有意な上昇は認められませんでした。

機能性成分の研究

ラクトトリペプチドとは、カルピス社が「カルピス」の素となったモンゴルの伝統発酵食品「酸乳」から発見した、血圧降下作用 (下記 参考文献より) があるとされている機能性成分です。

ラクトトリペプチドとは、乳たんぱく質が分解された「3つのアミノ酸のぺプチド」です。名前の由来は乳から発見された3つのアミノ酸のペプチドということで、ラクトトリペプチド(lacto-tri-peptide)と呼ばれ、頭文字を取って、LTPと呼ばれています。

「乳たんぱく質からのラクトトリペプチドの生成」

乳たんぱく質カゼイン → たんぱく質分解酵素 → ラクトトリペプチド / VPP / IPP
乳酸菌ラクトパチルス・ヘルベティカス

VPPとはバリン‐プロリン‐プロリン、IPPとはイソロイシン‐プロリン‐プロリンの3つのアミノ酸のペプチドです。

→「マルコメとカルピスの取り組み」について

参考文献:

  1. American Journal of Clinical Nutrition,64 : 767-71 (1996)
  2. 日本臨床栄養学会雑誌,23(3) : 26-31 (2001)
  3. 日本栄養・食糧学会誌,54(6) : 347-354 (2001)
  4. 新薬と臨床,51(1) : 60-69 (2002)
  5. 健康・栄養食品研究,4(3) : 1-11 (2001)
  6. Journal of the American College of Nutirition, 24(4) : 257-265 (2005)
  7. 健康・栄養食品研究,4(4) : 1-10 (2001)
  8. 健康・栄養食品研究,4(3) : 1-10 (2001)
  9. 健康・栄養食品研究,5(3) : 1-12 (2002)
  10. 健康・栄養食品研究,7(1) : 1-15 (2004)
  11. British Journal of Nutrition, 94 : 84-91 (2005)
  12. JARNAL OF MEDICINAL FOOD, 8(4) : 423-430 (2005)
  13. 健康・栄養食品研究,7(4) : 1-14 (2004)