Topawards Asia は初めてのアジア限定パッケージデザイン賞です。グローバルに活躍されているデザインプロフェッショナルを審査員に迎え、アジア内の優れたパッケージデザインを評価し、世界に広め、アジアのデザインにおける発展とパッケージデザインのプラットフォームづくりを目指しています。Topawards Asia は、一般公募の賞ではありません。Topawards Team が毎月異なるテーマに沿って、アジア中から優れたパッケージデザインを集め、それらをトップクラスのデザインプロフェッショナルが審査します。Topawards Team がセレクトした候補作品は、4つのカテゴリーに分けられ、審査員が「機能性」
「クリエイティビティ」「外見」「素材性」「フォーム」の5つの賞に沿って評価します。
トップアワードアジア　オフィシャルサイト　https://www.topawardsasia.com/

2019年1月の審査員は、川上典李子氏（デザインジャーナリスト、21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター）と、香港のVivian Cheng氏（Vivian Design 創業者）です。クリエイティビティ賞を受賞した「おみそしるのうた」は「お味噌汁というものを、友人へのギフトにも使えるものにしたユニークなデザイン」（Vivian Cheng 氏コメント）と評価されました。

伸びやかな水彩画に合わせて、４つの味それぞれにネーミングとそのネーミングに合わせた「うた」を作詞。絵と言葉で、物語を感じてもらえるデザインにしています。子どもの頃に読んだ絵本には、音楽のような言葉がたくさんころがっていました。絵本に触れたときのような心が解放される自由な時間を、１杯のおみそしるに感じてもらえたらという思いを込めました。

ご家庭の食卓はもちろん、オフィスの軽食やおもてなしのシーンも想定して、食卓のテーブルなどに置きたくなる筒形の容器を選択しました。商品名の通り、まるで唄が聞こえてくるような、軽やかであたたかみがあって楽しい気分になる、そんなパッケージを目指しました。また、店頭向けではなくEC専用品のため、みそ汁のシズルはもとより、見える範囲の文字情報は極力減らしました。