お米とキレイの関係。

“お米は太る”は誤解? 美容にもいいお米の話。

2013/05/22更新

古くから日本人の食卓や暮らしに欠かせないお米。

今回は「食」「健康」「美容」などの各分野の専門家である女性6人に、お米とそのパワーにまつわるお話を伺いました。

 

 

第一回 栄養士 浅子真由美さん


— 浅子さんは、栄養士、準食学士でいらっしゃいますが、健康や美容を考えた食事についてどのように考えておられますか?

当たり前のことですが、食べたものが自分の体を作ります。バランスのとれた食事が健康的な体やキレイにつながるということは間違いないと思います。とはいえ実際の生活では、いつも手作りで栄養バランスに気を配った食事をするというのも簡単ではないですね。ですから、まずは自分の体質を知ることが大切だと思っています。その上で、どんなメニューや食材を選べば自分に足りない栄養素を補えるかを覚えておき、意識的に食事に加えることを習慣にできるといいですね。そうすれば、外食であっても、コンビニ弁当であっても、選ぶものが変わってくるのではないでしょうか。いつものメニューであっても、自分に必要なサイドディッシュを一品選べるようになると、栄養バランスはずいぶん良くなりますね。

 

 

 

—浅子さんはどのようなものを意識して選ばれますか? お米もよく召し上がりますか?

私はむくみやすく、冷えやすい体質ですので、むくみや冷えに効果的な栄養素が含まれていると言われている根菜類を積極的に食べるようにしています。根菜は煮物など和食で活用することが多いので、自然とお米も進みますね。といっても実は、お米があまり食べられない時期もありました。20代前半の頃です。おかずばかり食べて、白いご飯があまりすすまず、何かをふりかけたりして味がないと食べられませんでした。大人になるにつれご飯そのものを味わえるようになり知らず知らずのうちになくなりましたが、今は以前の私のようにご飯があまりすすまず、何かをふりかけたりしないとご飯が食べられないような若い方が増えているようですね。それに「お米は太る」という誤解もあるようですね。

 

 

 

—「お米は太る」は誤解ですか?

そうですね。お米が太ると思われる原因に、お米は糖質の固まりで、あまり栄養がないという誤解があるように思います。でも実は、お米はすごくバランスのとれた栄養価の高い食品なんですよ。昔の日本人にとっては大切なタンパク質源だったと言われていますし、糖質だけでなく、ビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄分も含まれています。さらに、マグネシウムはアスパラの5本分、亜鉛はほうれん草の1/3束分も入っているんですよ(お茶碗1杯分 約150gの白米の場合)。季節を問わず、摂取しにくい成分を体内に取り入れることができるのはうれしいですね。また、食物繊維が含まれているから、お通じにもいい。腸にいいということは、肌の調子を整えるのにも有効だということです。

 

 

—それは驚きです。 そんなに栄養価が高く、美容にもかかわる成分が含まれているんですね。

体に吸収されるのがゆっくりであることもお米が優れている点です。パンと比較すると、パンは体への吸収が早く、血糖値がすぐに上がる代わりに、下がっていくのも早いのですが、ごはんはゆっくり吸収されるため、腹持ちがよいのです。カロリーの観点からも、パンは小麦以外に砂糖やイースト、時にはバターなどが含まれたりしますし、食べる際にもジャムやマーガリンなどをつけることが多いことを考えると、ごはんより高カロリーになりやすいのではないでしょうか。ですから、部活動の合間や仕事の夜食として、パンや市販のバランス栄養食品などを食べるくらいなら、おにぎり一個を食べることをおすすめしたいですね。お米がこんなにさまざまな栄養成分を含んだ優れた食品であることは、あまり知られていません。もっともっと見直されるべきだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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