Discovery!発酵パワー

発酵で女性を外から美しく!
ドクターシーラボの挑戦[後編]―外から内からキレイを届ける、ドクターシーラボ&マルコメ女性スタッフ「発酵座談会」

2018/08/09

発酵で女性を外から美しく!ドクターシーラボの挑戦[後編]―外から内からキレイを届ける、ドクターシーラボ&マルコメ女性スタッフ「発酵座談会」
発酵で女性を外から美しく!ドクターシーラボの挑戦[後編]―外から内からキレイを届ける、ドクターシーラボ&マルコメ女性スタッフ「発酵座談会」

2018年に、創業20周年を迎えた人気化粧品メーカーのドクターシーラボ。同社が長年の研究を経て開発した「浸透発酵コラーゲン」を、世界で初めて配合する新商品「アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX」と「VC100エッセンスローションEX」は、発売間もなく多くのユーザーから支持を集めています。

これらの商品の発売を記念し、ドクターシーラボではTwitterで「#発酵企業さんと繋がりたい」キャンペーンを実施。そこに反応した企業のひとつが、創業160年余の歴史を誇る発酵食品の老舗であるマルコメでした。
そこで今回は、両社の女性スタッフの方々に集まってもらい「発酵」をテーマに座談会を開催。ドクターシーラボからは宣伝部の伊尾知彩(いおち あや)さんと内藤早央里(ないとう さおり)さん、マルコメからはマーケティング部の松井久仁子(まつい くにこ)と尾田春菜(おだ はるな)が、それぞれの視点から“発酵トーク”を展開してくれました!

Twitterのハッシュタグを通じて生まれた発酵の輪

化粧品メーカーのドクターシーラボと、発酵食品を扱うマルコメ。一見すると接点がないように見える両社ですが、今回、ドクターシーラボが「浸透発酵コラーゲン」を配合した商品を発売したことによって、その距離はグッと縮まったといいます。

伊尾知「今回、浸透発酵コラーゲンを配合した商品を発売することになったものの、発酵という点では弊社は初心者なんです。日本には発酵の先輩方がたくさんいらっしゃるので、その諸先輩とつながりたいという気持ちを込めて、Twitterでキャンペーンを展開させていただいたんです」

尾田「このチャンスを逃す手はない!と思って、すぐにご連絡しました(笑)。ただ、私たちもまさか化粧品に発酵技術が役立つという発想がなかったので、『なんでドクターシーラボさんが?』という思いもあったんですよね。でも、麹菌や乳酸菌を使ってらっしゃると伺って、なるほどなと感じました」

マルコメ株式会社 マーケティング部 尾田春菜

松井「今回、『アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX』と『VC100エッセンスローションEX』を私たちも使わせていただいたんです。私自身はスキンケアに疎いほうだったんですけど、使ってみてびっくりしました。全然ベタつかないし、肌の中にぐんぐん入っていって。使い続けていたら、友人にも肌をほめられました。」

尾田「私は敏感肌なので、新しい物にトライする勇気がなかったんです。でも、『VC100エッセンスローションEX』を使ってみたら、肌がもっちりしたんですよ。さすが、浸透発酵コラーゲンの成分が凝縮されてるんだなと思いました」

伊尾知「マルコメさんからは甘酒を頂戴したんです。でも実は私、甘酒がちょっと苦手で…。昔から父が手作りしていたんですが、それがすごく臭かったんです。でも、今回マルコメさんの甘酒を飲んでみたら、癖もないし、本当に飲みやすくて。私の中の甘酒の概念が変わりました」

株式会社ドクターシーラボ 宣伝部 伊尾知彩さん

内藤「私は元々甘酒が好きだったんですが、マルコメさんで出されているような、りんごやゆずといったさまざまな味がブレンドされた甘酒を飲んだのは初めてでした。そういったフレーバーが入ることですっきりと飲みやすくて、一気にファンになっちゃいましたね」

生きている菌を使うからこその醍醐味と苦労

体の内側から発酵の力を届けるマルコメと、外側から働きかけるドクターシーラボ。アプローチは異なるとはいえ、やはり同じ「発酵」ということで、お互いに共感するところも多い様子。

松井「ドクターシーラボさんの『浸透発酵コラーゲン』は、乳酸菌と麹菌が使われているんですよね?」

伊尾知「はい。コラーゲンを発酵させる際、乳酸菌と麹菌とでは、美容効果の面でそれぞれ異なる特長が出るんです。実際に使ってみても、以前の商品(※)より浸透力がアップしているのが実感できて、菌というのはすごいなと思いました」

※「アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX」「VC100エッセンスローションEX」は、いずれもリニューアル商品。

松井「発酵というのは、1つの菌で発酵させることもあれば、2つ以上の菌で発酵させることもあるんですよね。お味噌は麹菌のほかに、酵母や乳酸菌も関わっていたりします。2つ以上の菌で発酵させるからこそ味に深みが出ることもあるので、ドクターシーラボさんが2つの菌を使われている理由がそれぞれの効能、役割があってこそだと思うと、私たちからしてもすごくおもしろいなと感じるポイントです」

マルコメ株式会社 マーケティング部 松井久仁子

尾田「弊社は菌ありきの事業なので、そこに菌があるというのは全然不思議じゃないんですが、ドクターシーラボさんは今回初めて発酵を取り入れられたということで、菌を扱う上での難しさはありませんでしたか?」

伊尾知「浸透発酵コラーゲンの実用化には3年かかったんです。特に苦労したのは、香りや色の問題。弊社は、基本的にドクターズコスメとして無香料、無着色がベースにあるので、香りを消すための合成物は入れられないんです。食品だったら、多少においがあっても『体にいい物だから』ということで許容されると思うんですが、化粧品の場合は顔につける物ですし、香りによって癒やしを求める方もいらっしゃいますから。開発担当は、そこをクリアするのに時間がかかったと話していましたね」

尾田「確かに、味噌は味噌独特のにおいがして当たり前ですけど、スキンケアアイテムが味噌のようなにおいがしたら嫌ですもんね(笑)」

松井「実際に使わせていただくと香りがまったく気にならなかったので、陰でそんなご苦労があったとは…」

発酵のエキスパートが語る、
発酵を取り入れた暮らしとは?

「浸透発酵コラーゲン」によって自身の発酵に対する意識も変化したという、ドクターシーラボの伊尾知さんと内藤さんは、マルコメの松井さんや尾田さんがどのように発酵と付き合っているのかに興味があるといいます。

内藤「これまで、それほど発酵を意識してこなかったんですけど、自社製品に配合されることになったのを機に改めて見渡してみると、お味噌や甘酒、ワイン、チーズ、キムチなど、意識せずとも自然に発酵食品を口にしていることに気がついて。食べたいと思って口にしていた物が、実は発酵食品だったことが結構多いと思ったんですよね」

株式会社ドクターシーラボ 宣伝部 内藤早央里さん

伊尾知「私も、発酵はいい物というのは漠然と思っていて。それが今回、『#発酵企業さんと繋がりたい』キャンペーンでさまざまな発酵に目を向けると、発酵を積極的に取り入れている方は、松井さん、尾田さんのようにお肌がとてもきれいで、いきいきとされているなぁと感じたんです。それからは私も、納豆やお味噌などを積極的に食べるようにしているんですが…お2人は普段、どのように発酵を取り入れているんですか?」

松井「私は元々味噌汁が大好きで、それもあってマルコメに入社したというのがあるんです。それまで、発酵は体にいいという漠然としたイメージだったのが、入社後はそれが実感に変わっていって…今では発酵だらけの生活をしています(笑)。味噌汁はもちろんのこと、甘酒は製品だけでなく、自宅でも手作りして毎朝飲んでいますし、ぬか床も持っています。隙あらば発酵、といった感じですね(笑)。おもに体の内側から発酵の力を感じていたんですが、今ではドクターシーラボさんの化粧水で外側からも取り入れているので、私の生活は発酵に支えられているといっても過言ではないです」

尾田「私は発酵マイスターの資格を取ったことで、発酵への意識がさらに変わりました。それまでは味噌や麹、甘酒など自社製品のことしか知らなかったんですけど、資格を取ってみると、調味料や大好きなお酒も発酵しているということがわかって。でも、やっぱりそこは食の分野だけにとどまっていたんですよね。それが今回、ドクターシーラボさんとつながったことで、新しい発酵の世界を知ることができました。いろいろ調べてみると、市販されている化粧品以外にも、自分で米のとぎ汁を発酵させて洗顔している方がいらっしゃったりするんですよね。なので、美容分野における発酵の力にも興味がわいています」

松井「発酵は、ぬか床にしても、米のとぎ汁で作る発酵水にしても、微生物によって起こる変化を楽しめるのがおもしろいところですよね。いろいろな菌がある中でも、特に米麹に使われる麹菌(アスペルギルス・オリゼー)は日本にしかない菌で、麹菌を扱う企業としては、食品以外の物に麹菌が使われて、どんどん世の中に出ていくのはすごくうれしいです。今回、ドクターシーラボさんの呼び掛けによってさまざまな発酵企業さんとのつながりが生まれたことで、今後は海外でも麹がいいものだと思ってくれる人が増えたらいいなと思います」

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