Discovery!発酵パワー

糀甘酒ってスゴイ!
日常に寄り添い、常識を変えるレシピを届けたい

2020/02/13

糀甘酒ってスゴイ! 日常に寄り添い、常識を変えるレシピを届けたい
糀甘酒ってスゴイ! 日常に寄り添い、常識を変えるレシピを届けたい

昔から発酵食品に親しんでいる層には、新しい発見を。発酵食品との接点が乏しい層には、日常生活に気軽に取り入れられるヒントを――

マルコメ株式会社では、日本最大級のレシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」とのコラボレーションで、大豆製品や米糀からつくった糀甘酒など、日本に古くから伝わる発酵食品を使ったレシピを多数発信しています。

四季折々、工夫を凝らした数々のレシピ動画に込めた思いについて、レシピ考案から調理まで一貫して担当するDELISH KITCHENのフードスタイリストであり管理栄養士の澤田あすかさんに、同じく管理栄養士であるマルコメ株式会社、広報宣伝課の多和彩織がお話を伺いました。

動画を通じて、発酵食品をもっと日常に感じてほしい

同じ管理栄養士の2人は、レシピにかける思いも同じ。

多和:いつもさまざまな角度からアイディア満載のレシピをご提案いただいていますが、澤田さんは普段どのような点を重視されていますか?

澤田さん(以下、澤田):甘酒ブームや塩糀ブームなど、定期的に発酵食品にスポットライトがあたる瞬間がありますが、毎日の食卓にのぼる料理に求められるのは、話題性ではなく日常に寄り添う工夫だと思っています。身近で作りやすいレシピに発酵食品を落とし込み、「糀甘酒ってこんな使い方ができるんだ」「これなら毎日、無理なく使えそう」といった発見につながるよう意識しています。商品の魅力をどうすればダイレクトに届けることができるのか、試行錯誤の日々ですが、とてもやりがいがあって楽しいです。

多和:砂糖代わりの発酵甘味料として糀甘酒を使うレシピは、その代表格ですね。当社の糀甘酒は砂糖を使っておらず、アルコール0%。自然な甘さが味わえる商品です。また、飲むだけでなく料理の味付けに使うと味に深みがでます。煮物で料理酒やみりん、砂糖の代わりに使ったり、唐揚げの下味に使ったりと、調味料の代わりになる万能性を知ってからは、冷蔵庫に常備するようになりました。

澤田:しっとりとした食感を出したいスイーツや料理でも、糀甘酒は活躍してくれますね。砂糖では出せない独特のコクと深みが出て、おいしく栄養をとることができるのもとても良いと思います。

季節に合わせたレシピや色合いなど、
動画ならではの訴求も意識

実際のレシピ動画制作の様子。入念なチェックをしながら行われる。

多和:季節を意識しつつ、毎年新しいものを提案するというのも難しいところだと思うのですが…。

澤田:夏の冷たいデザートや冬の鍋物などの季節性はもちろん、その年の流行も取り入れながら作ることと、動画ならではの訴求の仕方を心掛けています。夏に配信した「夏にひんやり♪2層の糀甘酒アイスキューブ」は、カラフルなキューブがコロコロと出てくるところを映して、ポップなかわいらしさをより際立たせたことが反響につながりました。DELISH KITCHENのほかのレシピ動画で、質感や食感が伝わるものを探して参考にすることもあります。

■夏にひんやり♪
2層の糀甘酒アイスキューブ/マルコメ

多和:2017年のバレンタインに合わせて配信した「優しい甘さとモチモチ食感!甘酒チョコもち」は、糀甘酒とチョコの甘味の絶妙なバランスと、お正月に余ったお餅を活用できるというキャッチーさが幅広い世代に支持されて、多くの反応がありました。

澤田:「おいしかった」「また作ります」というメッセージは本当にうれしいですよね。地道にではありますが、糀甘酒の「飲む」以外の活用法が確実に広がっている・届いているという実感があります。

多和:自社のSNS管理も私の仕事のひとつなのですが、「糀甘酒の新しい使い方を知りました」といった声を多くいただき、レシピを通じて私たちの製品がご家庭の一部になりつつあるのかなと、うれしくなります。

■お正月にあまったお餅で作る、簡単!
絶品!「甘酒チョコもち」レシピ

リアルとの連動で、活用法をよりイメージしやすく

多和:今後は、リアルな店舗との連携を進めたいですね。実際の売り場で動画を流して、その場で商品を手に取ってもらえるような仕組みを作っていきたいと思っています。

澤田:動画を見てその場ですぐ材料がそろうと、「やってみたい」という気持ちが冷めないうちにチャレンジしてもらえますよね。今日、明日の献立に取り入れたときの食卓が想像しやすいのもメリットではないでしょうか。

多和:今後試してみたい、新しいレシピのアイディアはありますか?

澤田:糀甘酒に入っている微量の食塩を活かして、夏の熱中症対策レシピを提案したいと思っています。多和さんのように、多くの方たちに日常使いする調味料のひとつとして糀甘酒を常備する習慣が根づいてもらえるようにしたいですね。

多和:「甘酒は飲む物」といった、従来の常識で固定された発酵食品のイメージを覆して、一人でも多くの方に「糀甘酒ってスゴイ!」と実感してほしいです。
糀甘酒を使うと甘みづけだけでなく簡単にコクも出せるので、料理に慣れていない方にも使いやすいはず。丁寧で、健康的な生活を望む多くの方に、動画を通じて商品を手に取ってもらえたらうれしいです。

(左)

フードスタイリスト

澤田あすかさん

株式会社エブリー DELISH KITCHENカンパニー所属。管理栄養士。「実用的な毎日レシピから、作って食べて楽しい映えるレシピまで幅広く考案しています」。



(右)

管理栄養士

多和彩織

マルコメ株式会社広報宣伝課所属。「多くの方に、糀甘酒の魅力を知ってもらえる情報をお届けしたいです」。

「Discovery!発酵パワー」の他の記事を読む

To Top

このサイトについて

https://www.marukome.co.jp/marukome_omiso/hakkoubishoku/
お気に入りに登録しました