管理栄養士が教える!糀甘酒の秘密

飲む美容成分!?
「糀甘酒」を飲んでいる人はどうしてきれいなの?

2020/02/06

飲む美容成分!?「糀甘酒」を飲んでいる人はどうしてきれいなの?
飲む美容成分!?「糀甘酒」を飲んでいる人はどうしてきれいなの?

乾燥、くすみなど、何らかの不調に悩んでいる人は少なくありません。反対に、朝の化粧ノリがいいだけで、その日一日を気分良く過ごせるもの。「美しくありたい」と願って、多くの女性がメイクやスキンケアに勤しんでいるのではないでしょうか。

美しさを手に入れるためのアイテムは数多くありますが、近年、きれいな人は「糀甘酒」を飲む習慣があるという話を耳にする方も多いかもしれません。そこでマルコメ株式会社 広報宣伝課の植田愛美が、糀甘酒が美しさにいいとされる作用と効率的な糀甘酒の取り入れ方を紹介します。

糀甘酒には美容にうれしい
成分が詰まっている

普段から糀甘酒を愛飲中。ファンデーションは使わないそう。

甘酒には米糀から作られる「糀甘酒」と、酒粕から作られる「酒粕甘酒」の2種類があります。これらの違いは、酒粕甘酒はお酒を造ったときに出る酒粕を利用するため、アルコールが含まれているのに対し、糀甘酒にはアルコールが含まれていない点です。小さなお子さんや妊婦さんでも飲める甘酒は、糀甘酒になります。

さらに、糀甘酒は「飲む点滴」と称されるほど、体にうれしい成分が含まれていることも魅力。中でも、美容にいい作用があるとされるのは、どうしてなのでしょうか。

「糀甘酒の原料である米や米糀には、『グルコシルセラミド』という成分が含まれています。人間の皮膚の角層には『セラミド』という、肌を乾燥やほこりなどの外部刺激から守ってくれるバリア機能を正常に保つために必要な成分があるのですが、グルコシルセラミドはそのもととなるものです。

また、米糀に含まれる『N-アセチルグルコサミン』は、コラーゲンやヒアルロン酸の合成促進、角層の水分量増加に作用があるともいわれています。さらに、糀甘酒には美容に欠かせないビタミンB群が含まれているなど、美しさにいい成分の宝庫なんですよ」

実験でも糀甘酒の
美容作用を実証

こうした糀甘酒の美容作用は、マルコメが行った研究でも一定の成果が得られました。

■実施試験
対象:皮膚バリア機能が低下している4064歳の女性
試験内容:「プラス糀 糀甘酒」を11本(125ml)、8週間飲用してもらい、飲み始める前、飲み始めて4週目と8週目に肌の水分量(角層水分量)と肌のバリア機能(経表皮水分蒸散量)を測定

角層水分量の変化(左上腕)

角層水分量の変化(左上腕)

経表皮水分蒸散量の変化(左頬)

経表皮水分蒸散量の変化(左頬)

※水分の蒸散量を指すため、値の低い方が
 肌が保湿されていることを示しています。

糀甘酒摂取群(n=7)
擬似甘酒摂取群(n=12, 4週目はn=11)

※擬似甘酒とは:甘酒に見た目や味を似せていますが、米や米糀を使用していない飲料

※数値(AU, g/h㎡)は平均値±標準偏差を表す。
 ※†P<0.1, ♯♯P<0.01, ♯P<0.05(擬似甘酒群との群間比較)

「一般的にセラミドは、40代から減少し始めるといわれていますが、4064歳の乾燥肌の女性の肌状態を解析した結果、肌の保湿効果とバリア機能の改善が認められました。しかも、飲み始めて4週間目の測定の段階で、ほとんどの人がご自身の肌の変化を実感されていました。

肌の状態というのは体の内側はもちろん、空気の乾燥をはじめとする外的要因によっても変わってきます。この試験を行ったのは秋から冬にかけて、ちょうど空気が乾燥し始める時期だったのですが、その時期に糀甘酒を飲んでいない人は肌の水分量がどんどん下がっていったのに対し、糀甘酒を飲んでいる人はそれを維持、もしくはアップするという結果になりました」

また、体感として肌の変化以外にも、「便通が良くなった」という声も多く聞かれたそうです。

「体の問題というのは、原因はひとつではなく、さまざまな要因でつながっています。肌荒れは便秘によっても起こりますので、糀甘酒を飲むことで腸内環境が整い、それが美肌につながったということなのかもしれません」

糀甘酒で美しさの源を
つくるコツとは?

実験結果からも美肌効果が期待できることが判明した糀甘酒。その恩恵をより受けるためにおすすめの飲み方はあるのでしょうか?

「私どもが行った実験では、とくに飲むタイミングは指定せず、一日の中で自由に飲んでいただきました。それでもほとんどの人に改善が見られたので、基本的にいつ飲んでいただいてもいいのですが、おすすめのタイミングは夜だと思います。というのも、人間の体は寝ているあいだにさまざまな代謝が行われています。そこでは、もちろんセラミドの産生も行われるので、そのもととなるグルコシルセラミドをとっておくというのは、理論上では効果的だと考えられます」

さらに、糀甘酒は温めてもその成分が失われないというのがうれしいところ。

「美肌に欠かせないセラミドは、加熱しても壊れにくい成分。そのため、寒い時期は温めて飲んでいただくほか、調味料として料理に使うのもおすすめです。糀甘酒は発酵の力による優しい甘さがありますので、砂糖の代わりの発酵甘味料として使っていただけるんです。
そして、糀甘酒の恩恵を最大限に受けるために何よりも大切なのは、毎日飲み続けることです。ご自身の生活スタイルに合わせて、無理のない形で日々、取り入れていただけたらうれしいですね」

植田愛美

管理栄養士

植田愛美

管理栄養士

植田愛美

マルコメ株式会社広報宣伝課所属。
2019年9月まで、マルコメ中央研究所にて糀甘酒に関する研究に従事。「糀甘酒の魅力をもっと多くの方に知っていただきたいです」

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