NEWS RELEASE

2014年8月5日

マルコメ株式会社

2014年08月05日 マルコメ株式会社

8月5日は「発酵の日」
熱中症に不安を感じる主婦は約70%
夏こそ冷やし甘酒を

~全国の主婦500名に甘酒、熱中症対策に関する意識調査~

マルコメ株式会社(本社所在地:長野市安茂里883、代表取締役社長:青木時男)は、古くから日本の食生活に根付いてきた発酵食を身近に感じていただき、未来に伝えていくため、8月5日を「発酵の日」と制定し啓発活動を行っています。今回、古くは夏の飲み物として親しまれていた「甘酒」と「熱中症対策」について全国の主婦500人を対象に、意識調査を行いました。

江戸時代には夏を乗り切るために飲まれていた「冷やし甘酒」。
最近ではフルーツジュースとミックスしたり、豆乳と混ぜて「豆乳甘酒」として楽しむ人も。

アンケート調査結果 まとめ

・80%以上の方が「甘酒の季節は冬」、95%以上の方が「甘酒は温かい飲みもの」というイメージを持ち、甘酒が熱中症対策や夏の暑さを乗り切るための飲料としての認識はいまだ低い。

・主婦の約70%が熱中症に不安を持っており、「小まめな水分補給(84.2%)」に加え、「塩分補給(42.0%)」が熱中症予防に必要との認識を持っている。

・甘酒に対するイメージは「栄養価が高そう」「健康や美容に良さそう」等があるが、一方で「クセがあって飲みづらい」「日常的に飲むイメージはあまりない」などの声も。

・甘酒には「家族に作ってもらった経験」「風邪を引いた時に作ってもらった」等、家族とのエピソードが多く「家族の体を思い遣る」「温かい家庭を思い出す」飲みものという傾向があった。

【甘酒に関する調査】甘酒で思い浮かぶ季節は「冬」、「温かい飲みもの」というイメージ

「甘酒と聞いて思い浮かぶ季節」「甘酒は冷たい飲みもの、温かい飲みもの、どちらのイメージがあるか」を聞いたところ、81.6%の方が「冬」、96.2%の方が「温かい飲みもの」という印象を持っていました。また、「甘酒を初めて飲んだシチュエーション」を聞くと、「初詣(35.2%)」や「雛祭り(20.6%)」など、寒い季節のイベントをあげる回答が多く、このことから「初詣などのイベントで飲む、特別な飲みもの」という印象を持っていることがわかりました。

冬 81.6% 温かいのみもの 96.2%・冷たいのみもの 3.8%
Q.甘酒と聞いて思い浮かぶ季節を教えてください Q.甘酒は温かい飲みもの、冷たい飲みもの、
どちらのイメージがありますか
覚えていない 37.7%・初詣 35.2%・雛祭り 20.6%
Q.甘酒を初めて飲んだシチュエーションを教えてください

【甘酒に関する調査】甘酒は家族の身体を思い遣る、温かい家庭を思い出す飲みもの

また、甘酒に関するエピソードを聞くと「風邪をひいた時に母が作ってくれた」「冬、学校帰りの冷えた体を温めるために、母がよく作ってくれた」「家族で初詣に行ってお参りをし、その後配ってくれている甘酒をみんなで飲んだ」等、甘酒を飲むシーンには家族の健康を思い遣る、温かな思い出に結びつくものが多いようです。

甘酒に関するエピソード一例
・風邪をひいたとき母がつくってくれた。
・外出先の観光地で小さいころ家族と飲んだ記憶がある。外で飲んで、雰囲気でおいしかった気がする。
・家族で初詣に行ってお参りをし、その後配ってくれている甘酒をみんなで飲んだ
・桃の節句の時に祖母が甘酒を作ってくれた記憶が蘇ってきた。祖母の作ったのはアルコールが入っていてあまり美味しくなかったが、作ってくれた事が嬉しかった記憶がある。
・カレーのように、甘酒も家庭によって味が違うので小さい頃よくほかの家でも甘酒をもらっていました。
・40年ほど前、通っていた高校の教室にあるストーブで作った。授業中、いい香りが漂った。

【甘酒に関する調査】健康に良いイメージがあるが、くせのあるイメージも

日常的に飲むイメージはあまりない 35.0%・くせがあってのみづらい 32.6%・健康に良い 31.0%・砂糖がたくさん入っている 23.2%・栄養価が高い 22.0%・美容に良い 18.6%
Q.甘酒に対してどのようなイメージを持っていますか
甘酒に対するイメージは「健康に良い(31.0%)」「栄養価が高い(22.0%)」「美容に良い(18.6%)」など、健康に良いイメージを持つ一方、「日常的に飲むイメージはあまりない(35.0%)」や「くせがあって飲みづらい(32.6%)」という回答が多くみられ、甘酒に苦手意識がある人も一定数いることがわかります。

【熱中症に関する調査】熱中症対策に不安を感じる主婦は約70%

はい 69.6%・いいえ 30.4%
Q.熱中症に不安を感じることはありますか?
「熱中症に不安を感じることはありますか?」との質問に、約70%の主婦が「はい」と答え、夏場の熱中症に不安を感じていることがわかりました。

【熱中症に関する調査】熱中症対策には「水分補給」、「塩分補給」を意識している

小まめな水分補給 84.2%・帽子の着用や、日傘の使用 52.0%・塩分補給 42.0%
Q.熱中症対策として気をつけていることはなんですか?
約70%の主婦が不安を感じているという熱中症について、その対策法を聞いてみると、日差しを避ける対策の他、「小まめな水分補給(84.2%)」、「塩分補給(42.0%)」という回答が多くありました。近年の報道の影響もあり、熱中症対策には「水分」はもちろん「塩分」も必要であることが認知されていることがうかがえます。

塩分が含まれる「冷やし甘酒」で、栄養補給と熱中症対策を

熱中症対策には「水分」「塩分」「糖分」がバランスよく摂れる「冷やし甘酒」

米と糀から作られている甘酒は、ブドウ糖やアミノ酸、水分が含まれており夏場の栄養補給に適しています。さらに、適度な塩分が含まれ、アルコールを含まない(※)甘酒は、子供の熱中症対策にも向いていると言えます。
※酒粕を使わず、米と米糀から作られる甘酒は、アルコール0%です。

甘酒の歴史~夏の暑さを乗り切るための飲み物~

その昔、貴族の飲み物とされていた「甘酒」は、江戸時代に盛んだった行商の手で広まり、多くの庶民に飲まれるようになりました。夏の暑さを乗り切るため糀から作られた甘酒は「冷やし甘酒」で、「甘い、甘い、あまーざけっ」と天秤棒を担いで売り歩く甘酒屋は、当時、夏の風物詩でした(※)。
そして、「甘酒」は江戸幕府が積極的に勧めるほど、健康を維持するのに欠かせない、夏の栄養ドリンクだったようです。
※「甘酒」は俳句では夏の季語にもなっています。

調査を受けて

今回の調査では、甘酒は「冬」の「温かい飲みもの」としてのイメージが強く、江戸時代、夏を乗り切るために冷やし甘酒が習慣的に飲まれてきたことへの認知は低いと考えられます。 しかし、「甘酒」に対する健康・栄養・美容のイメージは高いこと、また塩分が適度に含まれる甘酒が熱中症対策や夏場の栄養補給に適していることなどから、認知を広めることにより、「冷やし甘酒」の夏の飲み物としての需要は広まっていくと考えられます。

甘酒アレンジレシピで、毎日もっと飲みやすく

(参考)甘酒がもっと飲みやすくなるアレンジレシピ

マルコメでは甘酒を身近に楽しんでいただけるよう、アレンジレシピをご提案しています。
※公式ウェブサイトでは、下記の他にもレシピを公開しています。

ブルーベリーとヨーグルト、甘酒のスムージー

■材料(2人分)
【具材】冷凍ブルーベリー 80g プレーンヨーグルト 100ml
【調味料】甘酒 100ml
■作り方
全ての材料をミキサーにかけて撹拌し、グラスに注ぐ。

アンケート調査概要

  • 調査日:2014年7月16日(水)
  • 調査対象:全国在住の20代、30代、40代、50代の子供を持つ主婦各125名 計500名
  • 調査方法:インターネット調査

※今回のアンケート調査は全13問にて実施しております。各質問の詳細情報が必要な際はお問い合わせ先までご連絡ください。

マルコメ会社概要

社名 マルコメ株式会社
代表者 代表取締役社長 青木時男
本社所在地 長野県長野市安茂里883番地
資本金 1億円
売上高 359億4,000万円(2014年3月期)
従業員数 420名(男334名/女86名)
事業内容 ・家庭用・業務用味噌の製造販売
・即席みそ汁の製造販売
・スープ等原料の製造販売
・加工用味噌の製造販売
・海外向け商品の開発
・家庭用・業務用糀食品の製造販売
・家庭用・業務用発酵製品、及びそれに関わる機器等の販売
マルコメウェブサイト http://www.marukome.co.jp/
報道関係者
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