NEWS RELEASE

2015年7月28日

マルコメ株式会社

2015年07月28日 マルコメ株式会社

東京・名古屋・大阪の河合塾の寮生300人に聞いた
「受験生の食事とみそ汁に関する意識調査」
「疲れたとき、元気を出したいとき、ほっとするのはみそ汁」

87%が1日3食とり、半数以上が1日1杯以上のみそ汁を飲んでいました。

マルコメ株式会社(本社所在地:長野市安茂里883、代表取締役社長:青木時男)は、この度、学校法人河合塾(本部所在地:名古屋市千種区、理事長:河合弘登)に協力いただき、2015年4月下旬、東京・名古屋・大阪の河合塾の寮生300人を対象に、受験生の食事とみそ汁に関する意識調査を行いました。

和食の定番「みそ汁」

アンケート調査結果 まとめ

・対象者が寮に入る前、朝食や夕食を誰と食べていたかを調査したところ、朝食の場合、「自分一人」が39%、夕食の場合、「家族全員」という回答がそれぞれ最多でした。夕食についても「自分一人」でという回答は上位に入っており、共働きの増加など、社会及び家庭環境が変わってきていることが感じられる結果となりました。
ただし、1日に3回食事をしている方は87%にのぼり、バランスのとれた食生活をしていると考えられます。

・受験生につきものの「夜食」の定番メニュー、嬉しいと思うメニューについて尋ねたところ、いずれも「ラーメン」が最多でした。他、「おにぎり・お茶漬け」、「うどん」と、一品でしっかりと満腹感をもたらすメニューが人気を集めていました。反面、小腹を満たす「お菓子」を支持する方も見られました。

・学力を付けたい受験生にとって、頭が良くなるイメージのある食べ物を尋ねたところ、魚介類(具体的な名称はなく、魚、青魚、DHA等)が他に大差をつけ、キーワードとして浸透していることがわかりました。

・当社の主力商品である「みそ汁」について尋ねたところ、みそ汁を好きな方は98%。そのうちの半数以上が1日1杯以上のみそ汁を飲んでいました。また、みそ汁に持つイメージは「母」、「祖母」、「おふくろの味」等、家庭のあたたかさを感じさせる回答が多く、他の少数回答も含め、マイナス要素はほとんど見られませんでした。飲みたくなるのは、「寒い時」、「疲れている時」、「海外に行ったとき」等、ほっとしたい時、郷愁にかられた時という回答が比較的多く見られました。

【寮に入る前の生活に関する調査結果】

■1日の食事の回数は3食、かける時間は30分が最多

寮に入る前、87%の方が1日3食の食事をし、1食につき、約20~30分かけていました。これは、調査対象の多くが家族と同居していた高校時代のことを尋ねているため、1日3食という比較的安定した食生活を送れていたものと推測できます。

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■家で勉強するのは自分の勉強机、食事をとるのは食卓

寮に入る前、72%の方が自分の勉強机で、13%の方が居間(リビング)で勉強をしていました。食事は60%の方が食卓(ダイニング)で、30%の方が居間(リビング)でとっていました。

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■朝食は一人で、夕食は家族全員で

朝食や夕食を誰と食べるかを調査したところ、朝食の場合、「自分一人」が39%、「家族全員」が29%、「保護者」が15%でした。夕食の場合、「家族全員」が48%、「自分一人」が23%、「保護者」が18%でした。いずれも「自分一人」でという回答が上位に入っており、これは社会環境が変わり、共働きが増えていることが影響しているように見受けられますが、朝食も夕食も家族全員で食べている方も決して少なくありませんでした。

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■夜食の定番メニュー、夜食に嬉しいメニュー、ともに1位は「ラーメン」

夜食の定番メニューは、「ラーメン」が20%、「お菓子類」が15%、「おにぎり・お茶漬け」は13%と2位の「お菓子類」を除き、しっかりとした満腹感をもたらすメニューが上位に入っていました。夜食で嬉しいと思うメニューも、「ラーメン」が29%、「おにぎり・お茶漬け」が17%、「うどん」が11%と、満腹感をもたらすメニューが人気を集めていました。

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【頭が良くなるイメージのある食べ物に関する調査結果】

■1位は魚介類(いわし、サバ等)、2位は大豆食品

頭が良くなるイメージのある食べ物は、魚介類(いわし、サバ等)が60%、大豆食品が7%、肉類(焼肉、ステーキ等)が3%、チョコレートが2%でした。1位の魚介類は魚、という回答の他、より具体的に青魚、DHAという回答も見られました。また、2位の大豆食品で具体的にあがっていたのは納豆、豆腐、味噌、みそ汁でした。
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【集中力が高まるイメージのある食べ物に関する調査結果】

■1位は甘い物(主にチョコレート)、2位は魚介類(いわし、サバ等)

集中力が高まるイメージのある食べ物は、甘い物(主にチョコレート)が20%、魚介類(いわし、サバ等)が18%、白米などの炭水化物が6%、大豆食品が3%でした。
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【気分転換につながるイメージのある食べ物に関する調査結果】

■1位は甘い物(主にチョコレート)、2位は肉類

気分転換につながるイメージのある食べ物は、甘い物(主にチョコレート)が17%、肉類(焼肉、ステーキ等)が14%でした。頭が良くなるイメージ、集中力が高まるイメージのある食べ物では上位だった魚介類が5位になり、気分転換につながるイメージはあまり持たれていないことがわかりました。この質問に対する回答は、個々に好きな食べ物をあげている印象がありました。
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【みそ汁に関する調査結果】

■みそ汁を嫌いな人は少ない?

みそ汁の好き嫌いを尋ねたところ、98%の方がみそ汁が好きと回答していました。万人に支持されているメニューであることが数値で実証されました。
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■好きな「みそ汁」の具材はわかめ、ねぎ、豚肉

好きなみそ汁の具材も、1位がわかめ、2位がネギでしたが、3位は豚肉でした。おそらくこれは夜食で食べたいメニューの上位にあがっている豚汁の一具材として好まれていると推測されます。また、アサリ、しじみなどの魚介、大根、たまねぎなどの野菜が人気を集めているほか、みそ汁の具材としては比較的珍しい卵やキャベツなども、一定の回答数を集めていました。

n=300(複数回答可)

■味噌を使ったメニュー、夜食で食べるなら、みそラーメン、みそ焼きおにぎり、豚汁

「夜食」で食べたい味噌を使ったメニューを尋ねたところ、1位はみそラーメン、2位はみそ焼きおにぎり、3位は豚汁であり、6位のピリ辛春雨坦々スープを除き、4位以下もいずれも単品でしっかりとした満腹感をもたらすものが支持されていました。
n=300(複数回答可)

■「みそ汁」と聞いて思い浮かべるのは「母」

以前に比べ、家庭での調理頻度が減少傾向にあっても、「みそ汁」と聞いて思い浮かべるものを聞くと「母」、「祖母」、「おふくろの味」、「朝食」など、家庭や家庭のあたたかさを感じさせる回答が多くあがっていました。

<「みそ汁」と聞いて思い浮かべるもの(抜粋)>
・おふくろの味
・下手なスポーツドリンクよりミネラル豊富なカンジ。
・祖母との思い出。
・和食というイメージ。みそ汁とご飯が並んでいる景色。
・母のあたたかさ。
・プロポーズ。
・あったかい。朝のご飯
・テレビで見るような日本の食卓
・新妻の料理の腕の見せどころ
・あたたかくて食べやすい

■ほっとしたい時に飲みたくなるのは、あたたかい「みそ汁」

どんな時に「みそ汁」を飲みたくなるかを聞くと、「寒い時」、「疲れている時」など、ほっとしたい時に飲みたくなるという回答が多くあがっていました。また、「故郷や母が恋しい時」、「海外に行った時」など、郷愁を感じる時に飲みたくなるという回答や、「朝」、「和食(お米)を食べる時」といった回答も見られました。

<「みそ汁」を飲みたくなる時(抜粋)>
・ほっとしたい時
・脳がボーっとしてる時。
・お腹がすいたけど、ちゃんと食べるのが面倒くさいとき。
・朝食の時。和食というイメージはあるが、洋食の時にも朝は飲みたい。
・疲れて帰ってきた次の日の朝
・体調不良の時。
・平日午後10時半ごろの小腹が空いたとき。
・寒い時、野菜が食べたいとき
・冬の寒いときや受験の日の朝
・夜食

■受験生の半数以上(57.7%)が1日1杯以上のみそ汁を飲む。

1週間で「みそ汁」を何杯くらい飲んでいるかを尋ねたところ、実に57.7%が「1週間に7杯以上」にあたる、1日1杯以上のみそ汁を飲んでいることがわかりました。まったく飲まない方は約0.7%と少なく、ほとんどの方が1週間に最低1杯は飲んでいました。
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■味噌に健脳効果があると言われていることを知っていたのは、全体の約15%

健脳効果があるイメージを持たれている食べ物としては魚介類、甘い物(主にチョコレート)、大豆製品(特に納豆)などの方が認知度は高く、「味噌」はまだ低い数値となりました。

※味噌の健脳効果については一般的に言われているもので、医学的に実証されているものではありません。
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調査を受けて

今回の調査では、調査対象である受験生が、寮に入る前はしっかりと1日3食、食事をとっていたことがわかりました。社会や家庭の環境が変わり、家族で暮らしていても一人で食事を済ませる傾向が高まる現代においても、こどものために食事を用意している、もしくはしようとしている家族の姿が感じられました。
昨今、「味噌」の消費が減少傾向にある中、対象者の大半はみそ汁を好み、過半数が1日1杯以上飲んでいることがわかりました。また、家庭の味のひとつといえる「みそ汁」については、「母」、「祖母」、「おふくろの味」といったあたたかい家庭を想起する方が今も多いことがわかりました。受験に向けた寮生活を送るなかで、みそ汁は受験生の健康的な食生活を支えているだけでなく、ほっとする気持ちや家族のあたたかさを感じられる、なくてはならないものなのかもしれません。
長年に渡り、長寿を誇る長野の地で発酵食品である味噌を作り、家庭の味を支えてきた当社としては、今後も日本が誇るべき発酵のちからを世に広めるため、今回の調査をきっかけに、「みそ汁」が人の体も心もほっとさせ、健康にも良い発酵食であることを訴求し、「みそ汁」の需要を高めてまいりたいと考えます。

アンケート調査概要

  • 調査日:2015年4月20日(月)~4月24日(金)
  • 調査対象:関東エリア、中部エリア、近畿エリアの河合塾寮生(各エリア100名ずつ) 計300名
  • 調査方法:アンケート用紙への直接記入形式

※今回のアンケート調査は全18問にて実施しております。各質問の詳細情報が必要な際はお問い合わせ先までご連絡ください。

ご参考/調査対象者の出身地

北海道地方 1.33% 4名(北海道4)
東北地方 4.33% 13名(青森0、岩手1、宮城0、秋田3、山形1、福島8)
関東地方 12.67% 38名(茨城9、栃木4、群馬14、埼玉3、千葉2、東京3、神奈川3)
中部地方 42.67% 128名(新潟15、富山6、石川7、福井18、山梨2、長野25、岐阜12、静岡26、愛知17)
関西地方 17.66% 53名(三重14、滋賀1、京都6、大阪7、兵庫15、奈良1、和歌山9)
中国地方 7.67% 23名(鳥取3、島根0、岡山11、広島4、山口5)
四国地方 9.33% 28名(徳島7、香川7、愛媛11、高知3)
九州・沖縄地方 3.66% 11名(福岡0、佐賀0、長崎2、熊本1、大分1、宮崎5、鹿児島1、沖縄1)
未記入 0.67% 2名

※うち274名は出身県と高校時代を過ごした県が同じ

報道関係者
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